このゼミは地域福祉の推進機関である社会福祉協議会に実習にいくゼミで、今年度は10名の学生と一緒に、オンラインと対面で地域福祉の実践や方法について学んできました。まじめさと明るさ・面白さのバランスの取れたメンバーで、議論はしっかり、でも笑いもある楽しい時間を過ごしてきました。そんなゼミの雰囲気が集合写真に表れていると思います。みんなで何を表しているかわかりますか？（ヒントは「ソーシャルワーク」です。なお、一人は撮影日に実習中だったため、次の写真で登場してもらっています。）

　今年度は新型コロナウイルスの影響で、実習に行くことができるか危ぶまれましたが、何とか全員11月までに実習を終えることができました。ゼミでは、実習で学んだことや感じた疑問をみんなと共有し、議論をして、そこからの気付きでさらに学びを深める経験を繰り返してきました。そしてその集大成が３年生やフィールドインストラクター（学外指導者）も参加する実習報告会です。次年度実習にいく後輩たちは、実習・就職活動・卒業論文の執筆・国家試験の勉強などハードな１年間を経験してきた先輩たちの姿から学ぶことが少なくないようです。これからも、このような先輩・後輩、そして卒業生も含めた縦のつながりを大切にしていきたいと思っています。

（榊原美樹）

＊学内学会発行『Socially』30号より転載＊