「ひきこもりなど、社会生活のなかで生きづらさがある人々の経験とその理解」というテーマを中心に、現代社会の諸問題を福祉社会学の視点から探究します。具体的なトピックとしては、若者の孤立や居場所、社会的排除などを取り上げ、文献講読、ディスカッション、調査を通して、自ら問いを立て、他者とともに考える力を身につけていきます。
この演習では「自分の関心を言語化し、根拠を示しながら、他者に、広く社会に伝える思考力・表現力」を重視しています。調査・分析の方法を学び、ゼミの仲間とともにゼミ研究の発表やゼミ論文執筆を行うことで、社会的現実に自分なりに向き合い、他者と意見を交わしながら自分自身の思考を表現することを大事にしています。
ゼミ合宿などもおこなって、ゼミ生同士の交流の機会も設けたいと思います。他者の経験、NPOなどの支援実践に触れながら、現実に向き合う研究と思考のスタイルを培っていきましょう。
