梅雨の晴れ間の6月17日(月)、3年ゼミのみなさんと五反田を歩きました。春学期、『社会学評論』と『都市社会学会年報』から新旧じつに9本の学術論文を読み込んできたみなさんと、都市部の再開発とコミュニティがどのような表象として現れているのかを見に行きました。各グループのテーマは、1)金融と高層ビル、2)階級格差、3)立ち退きのターゲット、4)UM層の暮らしについてでした。
昼休みに白金校舎を出発し、歩いて五反田に移動しました。歩ける範囲の街ながら、高級住宅街からオフィスビル、歓楽街に宗教施設が隣り合う空間に、発見も多かったようでした。4限の授業に間に合うよう急いで大学に戻ってきました。これからのゼミの議論が楽しみです。
(坂口)