1月24日にNHKエグゼクティブディレクターの右田千代さんに来ていただき、お話をしてもらいました。
右田さんは1988年入社以来ドキュメンタリー作品を多数制作してきました。
特に「戦争と人間」をテーマとしています。しかしそれが過去のものではなく、
私たちが生きている今と地続きであると強調されていました。
「隣人たちの戦争 コソボ・ハイダルドゥシィ通りの人々」(1999)や「全貌 二・二六事件」(2019)
など話題作も多く、何本かを映像で紹介していただきました。
テレビドキュメンタリーの企画を出すときには「自分の心の琴線に触れたら立ち止まれ」
という言葉に従っている、結婚・出産等を経て作品が変わったなど興味深いお話も出ました。
最近はドラマとドキュメンタリーの融合を試みて山本五十六のドラマにも関与されています。
学生たちにも大きな刺激になったと思います。(石原 英樹)