〇8月31日～9月2日、高橋ゼミ（石原英樹ゼミ）合宿が伊東で行われました。

本年度研究休暇の石原英樹教授の代行で、フェミニズムがご専門の高橋幸先生にお世話になっています。合宿では、高橋先生からフェミニズムの歴史から最新の情報まで教わりました。
学生たちの興味は、フェミニズム、性的マイノリティ、マッチングアプリ、アイドルなど現代文化の多岐にわたります。夜は海岸で花火をしたり、部屋でBINGOをしたり...　合宿の前に全員に抗体検査をしてもらうなど、緊張して始まった合宿ですが、議論とレクリエーションを繰り返すことで卒業レポートへの心の準備ができたようです。　（石原英樹）

〇10月7日に、ゼミで「装いの力：異性装の日本史」を渋谷区立松涛美術館で観ました。

異性装というとわれわれはドラァグクイーンの華やかな装いを連想しがちですが、広く解釈すれば、歌舞伎や能、神話にも出てくる歴史のながい営みであること、しかしそれが近代化以降権力から取り締まられたことなどが当時の記録で語られています。　性の多様性と社会との関係を学べる貴重な展示でした。（石原英樹）