2022年1月21日に、対面とZoomを組み合わせたハイブリッド形式で、野沢ゼミ卒業論文発表会を行いました。野沢ゼミの4年生4名のほか、大学院生1名、野沢ゼミOBの3名やこれからゼミに入る2年生2名にもご参加いただき、昨年に比べ規模が大きい発表会になりました。発表会では各々のテーマと論文内容についての発表に加え、参加していただいた方々との議論も行いました。報告された卒論研究のタイトルは次の通りです。また、同時に大学院生の修士論文中間報告もありました。
・里親・実親・児童相談所に対して求められる両立的な関係性―里親へのインタビュー調査に基づく制度の再検討
・児童養護施設退所後の若者の自立支援に足りないもの―多様な当事者・関係者へのインタビュー調査
・夜働く女性たちの語りから浮かび上がる性風俗業界の構造
・日本の大学運動部の女子マネージャー―男子マネージャーとの比較分析
今年度もコロナの影響を受け、ゼミ合宿等は行うことができませんでしたが、対面でのゼミを通して多くの議論を行うことができました。発表会では、調査にも協力していただいた先輩に加えて後輩の皆さんとも顔を合わせ、議論をすることができ、大変有意義な時間を過ごせたと感じております。私たちの卒業論文を掲載した『2022年度野沢ゼミ卒業論文集』は現在印刷中です。たくさんの協力を得て完成することができた私たちの論文が、多くの方の目に触れることになれば幸いです。
最後になりますが、毎週のように議論を重ね、共に卒業論文制作に励んだ時間は、私たちにとってとても良い経験になりました。研究に調査協力をしていただいた皆様、そして最後まで粘り強く指導をしていただいた野沢慎司先生には大変感謝しております。誠にありがとうございました。
(野沢ゼミ4年 芹澤真菜佳)