表現法演習(担当:大久保遼)では、ミュージックビデオ(MV)の制作という課題に取り組んでいます。
実際にMVの分析、撮影、編集、上映を行うことを通じて、現代における映像・音楽・広告の表現や技術を学び、身につけることが目標です。撮影にはスマートフォンを使用し、スマホカメラならではの表現を追求しています。編集は主にカメラアプリとフリーソフトウェアのDavinci Resolveを使用して行います。
月曜3限は、邦ロック班(課題曲:115万キロのフィルム)とダンス班(課題曲:Super Shy)に分かれ、それぞれの楽曲の持ち味を生かした映像の制作を行なっています。
一方、月曜4限は、全員で一から音楽と映像の制作に取り組み、オリジナル楽曲の作曲と作詞、曲のイメージに合わせた映像の撮影と編集を並行して行なっています。
最初は受講生がそれぞれ特徴的なMVを持ち寄り、共有し、映像表現の分析を行う作業からスタートし、楽曲の選定、シナリオの作成、ロケハン、撮影と出演、編集、特殊効果やダンス、振り付けに至るまで、全員で役割を分担し、白金キャンパス内の各所で撮影を行なっています。
昨年11月から撮影と編集作業を進め、1月最後の授業内で最終上映会を行う予定です。