2024年10月17日、明治学院大学社会学部社会学科の授業「社会調査実習(松波クラス)」では、Tokyo Sufiのウエダタカユキ代表を講師としてお迎えし、宗教生活に関する特別な講義を行いました。
今年度の社会調査実習(松波クラス)では、東京に暮らすムスリムの方々の多様性について理解を深めることを目的に、イスラームとさまざまなかたちで関わりを持たれている方々にお話を伺う機会を設けています。
講義では、儀礼や信仰の実践が日常生活にどのように根付いているか、またその意味や役割について具体的な事例を交えながら語っていただきました。学生たちはウエダ氏の話に真剣に耳を傾け、宗教文化の多様性や深さに触れる貴重な機会となりました。
講義の最後には、ウエダ氏による演奏が披露され、美しい音色が教室全体を包みました。学生たちは、音楽を通じてイスラーム文化を体感し、講義内容が一層深まったようすでした。
今後も調査を重ね、来年1月の調査報告書の完成に向けて、さらなる学びを深めていくことが期待されます。
(担当教員:松波康男)