私たち野沢ゼミは2024年9月10日~12日にかけて合宿を行いました。今年度の合宿先は栃木県の那須で、3年生・4年生・大学院生・野沢先生を含めた13名が参加しました。
10日の13時頃ホテルラフォーレ那須に到着し、自己紹介がてら、3年生はゼミ論の簡単なテーマ説明、4年生は卒論の、大学院生は修論の中間報告を行いました。学年を超えて各自の考えるテーマ・仮説に意見や感想を述べる場面もあり、沢山の刺激を受けました。夕食後は、4つの班に分かれ次の日のディベート大会に向けての準備を行いました。今回の議題は「日本政府はヤングケアラー支援政策を強化するべきである」で、先輩方のリードのもと、戦略をたてました。
2日目は野沢ゼミ合宿の山場ともいえる、トーナメント式のディベート大会を実施しました。午前中に内容を煮詰め、どの試合も真剣かつ本格的なディベートが行われていました。特に決勝戦は、非常にレベルの高い議論でした。最後には、観戦したメンバーの投票により、優勝チームとベストディベーターが決められました。限られた時間の中で、端的かつ的を射た内容を、分かりやすく発言するというのは、単純なようでとても難しかったです。ある程度準備をしたつもりでも、いざ登壇すると、焦りで上手く話せなかったようにも思います。
ディベート大会を終えてから、ホテルにあった体育館でバドミントンや卓球を行いました。夜には飲み会があり、その中でディベート大会の表彰式もありました。豪華賞品が授与され、先輩方が事前にご用意してくださった沢山のお菓子を食べながら、団欒やUNO、人狼ゲームを楽しみました。朝方まで人狼ゲームを行っていた人もいました。
3日目は、那須観光ということで南ヶ丘牧場を訪れました。ヤギやウサギとふれあい、目一杯自然を満喫し、お昼ご飯は牧場内にあるお店でジンギスカンをいただきました。
3日目は野沢先生がいらっしゃれず、予定がある学生もいたため、全員参加が叶いませんでした。その点が少し残念ではありましたが、先輩方と共に、ディベート大会を乗り越えた上で様々な娯楽を楽しむという、野沢ゼミ合宿でしかできない貴重な機会でしたし、学びの多い充実した3日間でした。
(野沢ゼミ3年 田中千聖)