明治学院大学

明治学院大学

社会学部

日々の社会福祉学科

日々の社会福祉学科

【ゼミから】貧困状態にある方々の声を聞く「福祉開発フィールドワーク」が実施されました

受験生のみなさん、こんにちは。
社会福祉学科2年生の「福祉開発フィールドワーク」の報告です。

授業の一環としておこなわれるフィールドワークとして、貧困・ホームレス状態にある方々の実態について現地調査をおこない、路上生活者からお話をうかがうことができました。
また、貧困者支援をおこなう活動団体を訪問し、ソーシャルワーカーや入居される方々と交流を深めることができました。

コロナ感染の波が小休止となった暖かい陽気の11月、まず第1段として、「ドヤ街」と呼ばれる横浜寿町を散策するプログラムが実施されました。本学名誉教授・清水浩一先生のガイドのもとで、簡易宿泊所や生活支援拠点の見学をおこないました。

201208-image001.jpg

第2段は、横浜駅周辺でホームレス状態にある方々の安否確認や声かけをおこなう「夜間パトロール」です。
夜22:00に横浜駅東口を出発し、支援団体の支援者とともに歩きまわりました。この日はわずか2時間で17人の路上生活者(うち女性1人)を確認し、多くの方々と簡単なお話をすることができました。

201208-image001.jpg

第3段として、貧困状態にある方々や住居を失った方々を支援するさいたま市のNPOを訪問し、グループホームに入所されている生活困窮者の方々に直接お話をうかがう機会を得ました。

201208-image001.jpg

NPOのソーシャルワーカーからコロナ状況下における貧困の動向について説明を受け、質疑応答ではそれぞれの気づきや疑問点を確認しました。コロナ渦でありながら、多くの収穫を得たフィールドワークが実現しました。貴重な機会を提供してくださった現場の方々、お話しをしてくださった当事者の方々に感謝いたします。

本フィールドワークについて、詳しくは、以下をご覧ください。

http://soc.meijigakuin.ac.jp/hukusi_gakka/fieldwork/
社会学科・社会福祉学科の情報を発信しています。