6月26日(土)オンライン(Zoom会議室)で第31回総会と特別講演会を開催しました。
1 総会
司会は社会学科2年生の佐藤一貴さん、議長は教員の金子充先生で進行しました。
学内学会会長であり、社会学部長であられる大瀧敦子先生にご挨拶を頂戴して開会しました。
まず、2021年度の役員と運営委員の紹介が行われました。主任教員の金子充先生、学生部会委員長の池田希帆さん(社会福祉学科3年)、卒業生部会委員長の堀込伸一氏よりご紹介いただきました。
次に、2020年度の報告として、活動報告を、企画担当の松波康男先生、編集担当の澤野雅樹先生と池田さん、堀込氏よりいただきました。続いて決算報告を、全体会計については会計担当の宮﨑理先生より、卒業生部会会計については会計監査役の菊地克之氏よりいただきました。
続いて、2021年度活動計画を松波先生、澤野先生と学生部会企画担当の山﨑怜さん(社会学科3年)と堀込氏よりお話しいただき、予算案について宮﨑先生と学生部会会計担当の佐藤友香さん(社会学科3年)と堀込氏にご説明いただきました。
最後に、規約の施工細則に文言を追加する改定案が事務局より出されました。
2020年度決算報告、2021年度予算案、施工細則文言追加について、参加者全員の賛同とともに、欠席の教員からの委任17通をもって、無事承認され、議事を終了することができました。
総会参加者は29名(教員8名、学生13名、卒業生7名、事務局1名)でした。
2 特別講演会
総会の後、同じZoom会議室にて特別講演会が行われました。講師には本学福祉学科卒業生の岸川朋子氏をお招きしました。講演タイトルは、「意外とできちゃう⁉ 社会を豊かにする仕組みづくり ~発達障害の方の『働きたい』『働き続けたい』を支える視点から~」でした。
岸川氏は学部卒業の年に重度知的障害を伴う自閉症の方々のグループホームの立ち上げに携わり、その後NPO法人の設立や事業所の開設等のご経験を積まれ、現在は就労継続支援B型事業所のサービス管理責任者として、発達障害の方々の日中活動支援・生活支援・就労支援に従事していらっしゃいます。
ご経験に基づいた「仕組みづくり」のお話は大変リアルで、発達障害の方々を支えていく情熱に溢れていました。充実したご講演の後には活発な質疑応答が行われ、オンライン開催ではありましたが活気に満ちた講演会となりました。
特別講演会参加者は51名(学生33名、卒業生7名、教職員11名)でした。