コンサルティング企業、株式会社日淺の代表取締役、日淺光博さんをお招きして、社会福祉とDX(デジタルトランスフォーメーション)を考える研究会を開催しました。
DXとは、業務効率の改善を目的として業務の一部をデジタル化することとは異なり、事業やビジネスのモデル自体をデジタル技術を活用して変革させること、と日淺さんは説明します。今回の研究会では、日淺さんがこれまでにサポートした介護事業を事例に、介護や福祉の領域におけるDXの可能性について学びました。介護や福祉分野でのDXの一つとしてリモートケアも考えられますが、DXは目的ではなく、課題解決のための一つの手段であること、まずはイシュー(課題)を見極めることが大事であることが強調されていました。
プレゼンの後は、検討してきた福祉プロジェクトへのコンサルティングを行っていただきました。
研究会には、他大学からも参加いただきました。
福祉開発の視点から、これからも新しい領域へのチャレンジを続けていきたいと思います。
社会福祉学科
明石留美子