10月28日、卒業生対象の明学ソーシャルワーカーの集いがあって、50人ばかりの卒業生が参加してくれました。私はぼんやりしていて声をかけなかったので、参加してくれたゼミOBは二人だけでしたが、卒業後の仕事の様子を聞いたり、転職の相談をしたりでいい時間でした。その中で卒業生に先生の手作りカレーを食べにいったことを覚えている(忘れられない?)という話が出てきました。
そうです。私のゼミ生は最低一度、二年生でも四年生でも、手作りカレーを食べる権利があるのです。かつては山形牛のカレーという究極のカレーと河豚だしでとったスープに車エビという至高のカレーが二種類並んだこともありました。これは旨すぎて、もちろん全体量が少なかったせいもありますが、至高のカレーに軍配が上がりました。(今は残念ながら至高のカレーはやってません。)黒毛和牛で今はやってますが、今まで家で食べてきたカレーは何だったんだろう?みたいな感想をよく貰います。
要はカレールーを入れる前にどのくらいスープを旨く作るかで、市販のルーは全く使わないこともあります。玉ねぎやセロリー、ブロッコリー、トマトの甘みと豊潤さが出れば、ルーは重要ではないのですね。
しかしまあ、コロナでここのところ、やれてません。今年やろうとしたら、台風やら私の体調不良やらで、二回潰れてしまいました。用意していた黒毛和牛は全部私の胃袋に収まる結果になりました。つくづく残念です。でも三年生、二年生の演習では三月までにはやろうかと思います。これから明学を受験なさるみなさんも、ご一緒にカレーしましょう!
(深谷美枝)
写真はカレーと2019年9月コロナ禍直前のカレーパーティー